女帝日記

ワーキングウーマンの日常。コスメ。美容。エアロビクス。筋トレ。体調管理。

女帝的男性観

 今回のエントリーはちょっと重いです(汗 長いです。

 今までアンチエイジングDDRや美容や日常生活を書いてきたけれど、私の書きたいことは結構真面目なことなんです・・・。自分の考えをまとめるためにですけどね。

 しかも結構男性には手厳しいことを書いているので、ちょっと見たくない人は読まないでください(笑。

 さて、一年ほど前 「妹たちへ」という本を買いました。日経WOMANという雑誌でリレー連載されている各界の有名女性たちによる手記があるのですが、文庫本になっていたのです。

 常に女性としての生き方に悩んできた私はもっと早くにこの本が欲しかった・・・・・。

 私はもはや、この「妹たちへ」を執筆するに側の年代になってしまったので、もっと早くこの本を読んでいたら、生き方も考え方も変わっていたんじゃないかと思います。

 でも逆に言うと、こういう時代=女性がキャリアを重ねる時代になったからこそ出た本なわけで・・・。

 その本の中で大石静さんという脚本家が書いている男性観がなんというか、私がいつも思っていたもやもやした気持ちを一つの形にしてくれました。
 以下、引用します。

 四十何年か生きてみて、私はつくづく思っている。頼もしい男、強い男、私を守ってくれる包容力のある男は、この世に存在しない。

 ある一面の能力に秀でた男はたくさんいるし、それは女も同じであるが、男に包容力を求めるのは、はっきり言って幻想だと私は確信している。

 結婚する前、私もB子のような幻想を素直に抱いていた。夫とは常に私をリードし守ってくれるものと信じていた。また、自分の苦悩は家庭に持ち込まないのが男だと思っていた。だが暮らしてみると夫は外でイヤなことがあると全身にそれを表して帰宅するし、小さなことで傷つきやすくめげやすい。私が励まし、大丈夫よと背中を押してあげないとなかなかがんばれないのである。

 最初は気弱な男と結婚してしまったのかと思っていたが、テレビ局や出版社の人と仕事をするようになってわかった。男はみんな気弱なのである。小さなことに クヨクヨウジウジするのである。だからこそ、それをふっきろうとしてエイッと踏ん張り馬鹿力も発揮する。従って結果を見ると世の中で大きな仕事をなすの は、みな男ということになる。

 テレビ局や一流出版社の入社試験を突破できただけでもそれは選ばれた人であるのだが、その選ばれた男が、妻を優しく包容する能力があるかといえば、まず99%ないといっても過言ではないだろう。

 男達はきっと妻や恋人や時には仕事相手の私のような女に、常によしよしされていないとがんばれない生き物なのだ。


 とまあ、こんな具合なわけですが、やっぱり男の人は外では強がっていてももろい面は否めませんね。最初はイヤでしたけど、なんかだんだんかわいそうになってきました(笑 男というだけで、強くたくましく・・・・と思われなければならないというプレッシャーがあるわけですよね。それがとってもしんどそうです。でもって、だからこそがんばれるという部分もあるのですが・・・・。

 しかしもはや男性にあまり期待をしなくなった分、楽ではあります(笑。 女の方が生命的安定感が強いんじゃないですかね~ DNA的にいってもXX染色体の方が安定してるとか聞きかじったことがあります。

 でも、大石静さんとか私とかが出会った男の人がそればっかりだっただけかもしれず・・・・。そうじゃない男の人っています????いたら考えます。(何をだwww

 ともかく、どうも男の人は大変そうです。すぐ風邪引くし、熱は出すしねwwww