女帝日記

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DDRに関するこの記事がすごい

 ちょっとDDRについて調べてたらおもしろい記事を見つけました。もう13年も前の記事です。  インターネットの掲示板とゲームセンターに見られる新しい異年齢集団の創造~ダンスダンスレボリューションを題材にして~  おもしろいです。  以下、長くなりそうなので、暇なときにどうぞ。 引用してみます。

従来のテレビゲームは、「ゲーム空間内でしていること」と「物理空間内でしていること」に 大きく隔たりがあるのが一般的であった。 プレーヤーがしていると認識している行為が異性とのデートであったり、 野球やサッカーであったとしても、現実にしている行為は、せいぜい指先の運動である。 ところが、コナミダンスダンスレボリューションDDR)は、 画面の指示にしたがってプレーヤーがダンスをするゲームであるが、 プレーヤーがしていると認識していることと実際にしていることとが一致する、 まれなゲームである。これは従来のゲームにはない、まさに革命的なできごとである。 DDRの登場以来、ゲームセンターで踊る人が急増し、お互いの技を披露しあうということが 盛んに行なわれるようになってきた。

これは2000年の記事なので、古いですが・・・。確かに、体でゲームするってことで革命的でしたね。

これらの多くの地方DDR掲示板の特徴は、頻繁にネットワークの外でのコミュニケーション(OFF会)の場を設けていることである。自主的に開かれるDDRの競技大会をはじめ、「新しい技を見てもらいたいので」とか「教えてもらいたいので」とか「新しく参加したいので」という掲示板上の書き込みに応じて、近くのゲームセンターでの待ち合わせの約束が気軽に行なわれる。 このようにネットワークコミュニティの参加者が、ネットワーク外でも頻繁に交流をするようになったのは、DDRというゲームが、他人に見てもらうことで完結するという特徴をもっていることが大きく影響している。

確かにその通り。猛烈な勢いでコミュニティができましたもんね~ 異様な盛り上がりでした。 そしてその盛り上がりも・・・・・・

以上のようにして、OFF会とインターネット上の地方掲示板上で形成された集団が、体を使ったパフォーマンスを披露しあう姿には、かつての遊び集団と同様の性質がある。またOFF会や掲示板が、新しい居場所として機能している。一方では展開の仕方によっては深刻な事態に発展しかねない問題もはらんでいる。現段階では、地方DDR掲示板に参加している中高生は約1割程度と少ないが、今後のネットワークの整備に伴い、この数は確実に増加すると考えられる。 本研究は、OFF会と掲示板で形成された新しい異年齢集団の特徴と可能性をさぐり、OFF会と掲示板が新しい居場所を創造しうるか検討することを目的とする。

とあるように、単なる趣味の仲間集団だったのに、だんだん人間関係ももつれて、ゲームのブームが去ると当時に空中分解してしまいます。 一時代が去ったなあ~ そして今、ダンエボもそ多少似たような所もありますね。果たしてどうなっていくのでしょうか・・・・。