女帝日記

ワーキングウーマンの日常。コスメ。美容。エアロビクス。筋トレ。体調管理。

96%の消費者

さて入院中に普段読めてない本を読みました。 クソ面白くもない話なので、興味のない人は読み飛ばしてください。 「若者とは誰か」という本より、メモです。

一億総中流社会も終わり、「個性」というものが重視されるようになってきました。 そうなると、「個性」の選別が激しくなります。 自由競争によって学校的能力主義(勉強ができるかできないかなど)の観点で成績がいい人、悪い人に分けられます。 カテゴリー1 トップ4%の人=エリートとなります。   ただし、ここでもスーパーコミュニケーション能力のある人とない人とで選別されます。 カテゴリー2 残り96%の人  上位に食い込めなかった人々は、手軽な消費行動によって個性を発揮するしかなくなります。  ここでなら、オンリーワンになれる余地があります。消費文化が生きるよりどころになるのです。  ゲーム、アイドル、音楽などなど・・・によって自分たちを意味ある存在にしようとします。

こういうことが書いてある箇所に衝撃を受けました。そうとらえると、自分の立ち位置がはっきりしてきますね。自己の相対化が始まります。 こういうのを知って行動するのと知らないで行動するのと、世界が違ってくるから不思議です。