コスメカウンターで美容部員と対決。
お気に入りのファンデーションが切れたので、とあるブランドの行きつけのコスメカウンターに行ってきました。
今回は本当に対決・・・というよりは不快感です。
長年のコスメ研究でデパートコスメの裏事情をいろいろ勉強してしまった私なので、最近は高価格帯のコスメを安直に買うことは避けています。
ですが、どうしてもこのファンデーションじゃないといけないので、カウンターに座っていつものファンデをお願いしました。
まあ、いつものことですが、最新の商品を紹介してくれるわけですよ。
今回はこともあろうにクレンジングです。
クレンジングって本当に相性の良し悪しがあるので、安直に買えない分野なんです。
デパートコスメでは過去にも私は何度も失敗しています。妙に洗い上がりがすっきりしないものや、油膜の残ったような気がするもの・・・・。お値段も相当です。値段の割に???っていうのが多かったのでした。
今回勧められたのは、これです。
強烈に美容部員さんが勧めてきました。
「お時間ありますか?」(だいたい実際に付けてみて良いですよ~ってすごくサービストークして売りつけるのですけど。)
「あまりないです・・・」
と断ったのですが、結構強引にお試しされました。この時点で、若い美容部員さんにやや不信感。
まあでもすっかり美容部員さん慣れしているので、ちょっとどの程度の接客技なのか、つきあうことにしました。
品物はバーム状になっていて、すくい取って肌の上に置いたらするする伸びて良い感じですし、メイクの取れ方も良さそう。でも、商品の紹介の中に、いつも使ってるファンデーションが実は肌に残りやすいと言うことがわかって、それを取るためにこのクレンジングを開発したという言葉に本当にかちんと来ました。
「そんなの売ってるのがだいたい間違いじゃないの?」
「それがわかった時点で、ファンデーションの方を改良すべきじゃないの?」
「それをせずにクレンジングを開発して、6500円(税抜き)で売ろうというのか??」
と心の中で叫んでいました。
そして「肌に直接付ける大事なものだから、サンプルで試さないとそんなに高い物は買えないので、サンプルありますか?」と尋ねたら、サンプルはない、とのこと。
は???????
もうこの時点で、資生堂グラナスが20000円のアンチエイジングラインをごっそり売り出した時を思い出した!(そのラインは半年もたたずに自然消滅)
もう買う気ゼロです。(最初からですが)
だいたいケースもねじって出すケースだし、バームを取るのもスパチュラいるみたいだし、忙しい時間にそんな手間暇かかるのは何だかなあ~、おまけにそれ洗面所に置きっ放しにしにくい形状じゃないですか?
って買わない事情を言ったら、その美容部員、すごい不機嫌な顔をしました。(ニヤリ)
その後もアイシャドウ買おうとしたら、パレット勧めてくるし。
パレットなんか、結局使わない色ばっかりで、無駄なんですよね・・・。何個も無駄にしたって話をしたら、またむっと来てました。(ニヤリ)
向こうはもうけようと思って勧めてくるんですけど、こっちはその商売に乗っかからないように勉強も経験も積んできたので、必要な物だけ買いたいわけです。
なのに不快感を顔に出すというのは、おかしいと思う。
本当に欲しいものを買わせて欲しい。
ということで、その美容部員さんとは全然気持ちの良い買い物が出来なかったです。
そうじゃない人もいるんですけどね。
その人の困っていること、悩んでいること、求めていることを引き出して適切な商品を勧めるのが本来のあり方のはず。
デパートコスメは長引く不況で売れ行きが思わしくなく、さらにネットの口コミ情報や、フリマ、ネット通販で安価で品質の良いコスメを買うようになったため、今後もそうそう売れるとは思われません。事実、コスメブランドはデパートから少しずつ撤退しています。
デパートコスメも曲がり角に来ているのですね。
ですが、私は本当にいる物だけ見抜いて買ってきました。
ここまで来るのに相当な投資をしていますが・・・・(汗
どこのコスメカウンターかということは伏せますが、メーカー名はわかってしまいましたね(汗。
今後もお金を出す以上は納得いく買い物をすべく、情報収集です。
こんなサイトも出来たし。