ハーバード白熱教室～中学生版～

　1月18日(金)放送の　ＮＨＫ　ハーバード白熱教室　は15歳の中学生が、いじめを中心に学校や社会について熱く語り合う番組でした。

　面白かったですね。

　いじめを見かけたら、止めるか、傍観者になるか、先生や保護者にしらせるか・・・という身近な問題から、いじめの被害者としての意識、いじめの告発を法律化する問題、警察権力が学校に入る問題から、いじめと人間性の関わり、理想の学校のあり方、そして理想の社会のあり方へ・・・・と、どんどん問いが深くなっていきました。

　単純に解決できない問題だけに、多角的な視点で、しかも本質を外さずにアプローチしていって、最終的には次世代を担う若者に時代を切り開く視点を与えるところまで行くというのはさすがとしかいいようがない。

　マイケルサンデルもすごいけど、35人の中学生の発言力の高さに圧倒された。まあ、優秀な子が選ばれるんだとは思うけど・・・・。

　バラエティー番組を見る時間より10倍は濃い内容で満足しました。

　まあ、バラエティー番組も頭をからにして楽しめば、それもまたリラックスしていいんですけどね(汗